池袋クリニックでは、一般皮膚科も診療しています。ニキビ・アトピー性皮膚炎・カブレ・白癬・乾癬などの皮膚疾患の診療を行います。

特に、ニキビに対しては抗アンドロゲン療法(低用量ピル療法やスピロノラクトン療法)を行っています。

下記で、主な皮膚疾患を紹介しています。

ニキビ

大人になってからできる「大人ニキビ」の原因は様々な要因があります。池袋クリニックでは、それぞれの原因に合わせた正しい治療方法を行い、ニキビやニキビ痕のない素肌を取り戻すお手伝いをいたします。

大人ニキビは、月経前にひどくなる人が多く、ホルモンバランスや仕事上のストレスが原因であることが多いです。これは、アンドロゲンの分泌が多くなることが要因と考えられています。

従来の治療法では、抗生剤の内服やビタミン剤の内服、抗生剤入りのクリーム・ローション、イオウの入ったクリーム、漢方などで治療することが多いです。しかしこのような方法では、皮膚の一時的な改善しか望めなく、特に大人ニキビには効かない方が多いことが実情です。

そこで当院では、大人ニキビや難治性ニキビについては、効果の見込みが高いとされている「抗アンドロゲン療法(低用量ピル療法やスピロノラクトン療法)」を行っています。

大人ニキビの治療ついてはコチラ

アトピー性皮膚炎

成人型アトピー性皮膚炎は、首や顔に症状が強く出ることが多いので、女性にとっては深刻です。現にこの症状に悩んでいる方は多くいらっしゃいます。

症状がひどくなると、耐えがたいかゆみに加えて皮膚が赤くなったり皮がむけたりするので、精神的に辛いものとなります。それがストレスとなり、ますます症状を悪化させるという悪循環を起こすことになるのです。

治療では、アレルギーの原因であるアレルゲンを見つけ、それを取り除くとともに炎症やかゆみを抑える外用薬の投与、スキンケアを行っています。

かぶれ(接触皮膚炎)

「接触皮膚炎」とは、皮膚に何らかの原因物質が触れたためにおこる皮膚炎のことで、一般的には「かぶれ」といわれています。原因物質に刺激性があって、触れた大部分の人が皮膚炎を起こすもの(刺激性接触皮膚炎)と、その物質にアレルギーをもっている人だけが皮膚炎を起こす場合(アレルギー性接触皮膚炎)とがあります。

症状としては、触れた部分に赤みやぶつぶつができたり、痒みを起こしたりします。ひどいときは水疱を生じることもあります。この状態を湿疹と呼びます。

当院での治療としては、症状にあわせてステロイドの外用や内服、抗アレルギー剤の内服などで治療します。

蕁麻疹(じんましん)

蕁麻疹とは、皮膚の浅い層に大小様々な部分的なむくみ(膨疹)が現われ、強いかゆみを伴う症状のこと。むくみは数分から数時間後に、次第に消えてなくなりますが、数時間後から24時間くらいで再発を繰り返すことが多いです。

蕁麻疹の症状自体は、1~2日で治まる「急性じんましん」が多いのですが、だらだらといつまでも続く「慢性じんましん」もあります。蕁麻疹は、アレルギー体質の人が起こりやすかったり、アレルギー反応の一種でできるといわれています。

しかし、アレルギーはじんましんの原因の1つではありますが、刺激やストレスなどでも起きます。実際、じんましんの発症する原因は多様で、その原因がよくわからないこともあります。さらには、心の病が原因で発症する蕁麻疹(心因性蕁麻疹)もあるので注意が必要です。

心の病気は、神経症・躁うつ病・心身症に分類されますが、心因性じんましんは心身症から起こりやすいため、心理療法が必要となります。当院では、専門の医療機関をご紹介します。

水虫(白癬菌)

最近では若い女性の水虫患者も増えています。靴やストッキングなど、風通しの悪いものを長時間身につけて働く女性が増えていることや、裸足で利用する場が増えることで、水虫に接する機会が増えていることなどが原因と考えられます。

特に女性は、「水虫なんて恥ずかしくて相談に行けない」と思っている人も多く、慢性化してしまっているケースも少なくありません。水虫は早めの発見・治療が大切ですので、早めにご相談ください。

乾癬

乾癬(かんせん)とは、皮膚から少し盛り上がった赤い発疹の上に、銀白色のフケのような垢が付着し、ポロポロとはがれ落ちる病気です。

この原因はまだ分かっていませんが、体質的な要素(遺伝的素因)に、外的な因子(感染症、精神的ストレス、薬剤など)や内的な因子(糖尿病、高脂血症、肥満など)が加わることで、発病するのではないかと考えられています。